本市の水道事業は、明治43年(1910年)4月1日に大和川を水源とし、給水人口約1万4千人に給水を開始しました。
大正時代には、水道の普及にともなって水の需要量が増加したため、大和川の水源だけでは給水を行うことができなくなり、井戸の新設、ろ過池の増設等の拡張事業に着手するとともに、夏季の渇水に対応するため、大阪市から受水することとしました。
その後、市町村合併等による人口の急激な増加に伴い、更なる拡張事業を行いながら、昭和25年から大阪府営水道の沈殿水、昭和30年からは大阪府営水道から浄水の受水を開始しました。
ところが、水源である大和川の水質悪化により、昭和53年に取水をやむなく休止することになり、大阪府営水道からの受水のみによる給水となりましたが、現在では、給水人口約85万人、給水戸数約38万戸の水道事業に発展を遂げました。
このように堺の水道は、市の発展と共に水道施設の拡張・整備や、それらの施設の維持管理にたゆまぬ努力を続けてきました。
その結果、お客様に安全でおいしい水道水を送り続けることができ、平成22年(2010年)の4月1日に給水開始100年を迎えました
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