3 下水道(げすいどう)のさらなる発展(はってん)
下水道には、これまでみてきた基本的な役割のほか、大規模災害への備えに取組んでいます。また、最近では水再生センターできれいに処理された処理水を再利用するなど、環境保全に向けた取組も積極的に進めています。
マンホールトイレ
下水道には、これまでみてきた基本的な役割のほか、大規模災害への備えに取組んでいます。また、最近では水再生センターできれいに処理された処理水を再利用するなど、環境保全に向けた取組も積極的に進めています。
マンホールトイレは、地震など災害時に水道が止まり、水洗トイレが、使えなくなったとき、マンホール専用のフタをあけて、便座を設置する段差のないトイレのことです。平成23年度ら指定避難所となる市立小学校をなどへのマンホールトイレの整備を進め、平成29年度に全市立小学校93校への整備が完了しました。
災害対策(さいがいたいさく)センター
災害時における下水道機能の応急復旧対応の拠点施設として平成28年に整備しました。
災害時には、他都市からの支援隊の受け入れや、応急復旧のための資機材の保管場所、地域の一時避難施設としても活用します。
堺市下水再生水複合利用事業(さかいしげすいさいせいすいふくごうりようじぎょう)
堺市では、三宝水再生センターで高度処理された下水再生水を鉄砲町地区に送って、大型商業施設の給湯や空調の熱源として利用しています。
また熱利用後は、トイレの洗浄水や近くにある、内川緑地内せせらぎ水路の水源に活用する事業を、平成28年から実施しています。
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更新日:2023年12月27日