鉛製給水管をお使いのお客さまへ

更新日:2023年06月13日

鉛製給水管とは

鉛でできている給水管(引き込み管)のことです。(図1参照)

可とう性・柔軟性に富み、加工・修繕が容易であるという特性があり、堺市では昭和51年ごろまで使用していました。

図1:家から配水管まで繋がっており、鉛材質の管を使用している可能性がある範囲を示したイラスト

鉛製給水管に関する注意事項

水漏れしやすい材質

鉛製給水管は、他の材質の給水管に比べ腐食による水漏れが発生しやすい管です。

定期的にメータボックス内に水が溜まってないか確認をお願いします。

長時間水をご使用にならなかった時は

通常に使用している状態であれば水質に問題はありませんが、長時間水をお使いになっていない場合、鉛の成分が水に溶け出る恐れがあります。

旅行や朝一番などしばらくお使いになっていなかった最初の水は、念のためバケツ一杯分(約10リットル)程を飲み水以外(トイレのご使用など)にお使いください。(給水管内の水を入れ替える)

上下水道局の施策

配水管更新工事に併せて給水管も取替しています

上下水道局では、配水管(水道本管)の更新等工事時に給水管も取替(道路部分からメータまで)を行っています。また、鉛製給水管については、通常の取替部分を含めメータから宅地内側50センチメートルまで取替を行っています。(図2参照)

道路から水道メータまでの漏水は上下水道局で修理します

給水管は、メータを除けばお客様の費用で設置された個人財産です。

給水管の日常の維持管理は、道路部分にある配水管の分岐部分から蛇口までを含めてお客様で行っていただくこととなりますが、個人で道路部分の維持管理は困難なこと、水資源のムダ防止、二次災害防止のために敷地境界の市メータまでで漏水があった場合は上下水道局で修理を行っています。

また、メータから宅地内側50センチメートルまでの鉛製給水管で漏水があった場合は上下水道局で修理を行っています。(図2参照)

図2:家から配水管まで繋がっており、漏水時上下水道局で修理する対象範囲・配水管更新時の取替する対象範囲を示したイラスト(図2)

個人で鉛製給水管を取り替える場合の補助金制度について

この記事に関するお問い合わせ先

堺市上下水道局 お客様センター
電話 ナビダイヤル0570-02-1132
ファックス 072-252-4132
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