マンホールポンプ設備とは
1.マンホールポンプ設備とは
マンホールポンプ設備とは、自然流下で流すことのできない場所からの生活排水をくみ上げて水再生センター(下水処理場)へ送るポンプ設備のことです。道路上の下水マンホールの中にポンプが埋設設置されています。
堺市内では232機場(令和3年4月1日現在)のマンホールポンプ設備が稼働しています。
2.マンホールポンプ設備の構造
マンホールポンプ設備は、マンホール内にポンプを2台、地上部に制御盤を設置し、流入水位による自動運転にて生活排水を圧送しています。
3.停電時の対応
停電発生時には、トラックに積んだ移動式非常用発電機から伸ばした給電ケーブルを、マンホールポンプ設備の制御盤につなげ、電気を供給する対応を行っています。特に、長期停電発生時にはマンホールから汚水があふれてしまう可能性があるため、職員ひとりひとりが迅速な対応を心掛けています。
4.お客様へのお願い
3センチメートル以上の固形物(水に溶けない紙、モップ、布、ゴミ等)、粘着力が強いもの(油、ガム等)を生活排水として流さないようにしてください。
これらのものを流すと、異物がマンホールポンプ設備のプロペラに絡まることにより、ポンプの故障、または下水道管の詰まりが発生し、汚水がマンホールから周辺地域にあふれてしまいます。
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更新日:2023年04月03日