堺市内水ハザードマップで想定している条件
災害対策
堺市内水ハザードマップで想定している条件
堺市内水ハザードマップは、浸水シミュレーション(流出解析+管渠内解析+地表面氾濫解析)に基づき作成しています。
(1)想定降雨
堺市では、平成20年9月5日に堺市観測史上最大の集中豪雨(時間雨量93.5ミリメートル)が発生しました。
堺市内水ハザードマップでは、これと同様の雨が堺市全域に降った場合を想定しています。
(参考)雨の強さと降り方
10~20ミリメートル未満 やや強い雨
話し声が聞き取りにくくなります。長雨になりそうなら警戒が必要です。
20~30ミリメートル未満 強い雨
土砂降りの雨。
傘をさしていてもぬれてしまうほどです。小さな河川なら、はん濫やがけ崩れの心配もあります。
30~50ミリメートル未満 激しい雨
山崩れ、がけ崩れが起こりやすくなります。道路規制も行われます。
50~80ミリメートル未満 非常に激しい雨
滝のように雨が降り、あたりが水しぶきで白っぽくなります。家の中で寝ている人の半分くらいが気付くほどの激しい雨です。
80ミリメートル以上 猛烈な雨
息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じます。大雨による大きな災害が起こる恐れがあります。厳重な注意が必要です。
(2)下水道施設の能力
下水道施設(雨水管、雨水ポンプ場、雨水調整池)の能力は、原則として平成26年3月末で評価しています。
雨水ポンプ場の能力は、以下のとおり設定しています。
ポンプ場名称 | 能力(毎秒立方メートル) |
---|---|
古川下水ポンプ場 | 5.00 |
竪川下水ポンプ場 | 12.50 |
湊石津下水ポンプ場 | 9.93 |
戎橋下水ポンプ場 | 1.72 |
浜寺下水ポンプ場 | 34.17 |
三宝水再生センター内 高段ポンプ場 | 4.17 |
三宝水再生センター内 大和川ポンプ場 | 39.33 |
石津水再生センター内 第二ポンプ場(暫定) | 0.80 |
津久野下水ポンプ場(暫定) | 0.08 |
今池水みらいセンター内 今井戸雨水ポンプ場 | 15.33 |
今池水みらいセンター内 西除川左岸系雨水ポンプ場 | 27.67 |
(3)河川水位
堺市が管理する河川は、管きょデータとしてモデル化を行い、水位の経時変化を設定としています。
大阪府が管理する河川(石津川等)は、下図に示すように、原則として降雨後30分で各河川の計画高水位に達する設定としています。
国が管理する大和川は、水位の設定を行っていません。
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更新日:2023年04月03日