堺市内水ハザードマップで想定している条件

更新日:2023年04月03日

災害対策

堺市内水ハザードマップで想定している条件

 堺市内水ハザードマップは、浸水シミュレーション(流出解析+管渠内解析+地表面氾濫解析)に基づき作成しています。

(1)想定降雨

 堺市では、平成20年9月5日に堺市観測史上最大の集中豪雨(時間雨量93.5ミリメートル)が発生しました。
 堺市内水ハザードマップでは、これと同様の雨が堺市全域に降った場合を想定しています。

浸水解析降雨のグラフ
(参考)雨の強さと降り方
10~20ミリメートル未満 やや強い雨
傘をさして並んで聞き取りづらそうに話をしながら歩いている男女のイラスト

話し声が聞き取りにくくなります。長雨になりそうなら警戒が必要です。

20~30ミリメートル未満 強い雨
傘をさして立ち横殴りの強い雨に驚いている男性のイラスト

土砂降りの雨。
傘をさしていてもぬれてしまうほどです。小さな河川なら、はん濫やがけ崩れの心配もあります。

30~50ミリメートル未満 激しい雨
雨が降る中、建物の中で雨カッパを着ている男性のイラスト

山崩れ、がけ崩れが起こりやすくなります。道路規制も行われます。

50~80ミリメートル未満 非常に激しい雨
建物が見えなくなるほどの強い雨が降っている様子のイラスト

滝のように雨が降り、あたりが水しぶきで白っぽくなります。家の中で寝ている人の半分くらいが気付くほどの激しい雨です。

80ミリメートル以上 猛烈な雨
強い雨で川が氾濫している様子のイラスト

息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じます。大雨による大きな災害が起こる恐れがあります。厳重な注意が必要です。

(2)下水道施設の能力

 下水道施設(雨水管、雨水ポンプ場、雨水調整池)の能力は、原則として平成26年3月末で評価しています。
 雨水ポンプ場の能力は、以下のとおり設定しています。

雨水ポンプ場の能力
ポンプ場名称 能力(毎秒立方メートル)
古川下水ポンプ場 5.00
竪川下水ポンプ場 12.50
湊石津下水ポンプ場 9.93
戎橋下水ポンプ場 1.72
浜寺下水ポンプ場 34.17
三宝水再生センター内 高段ポンプ場 4.17
三宝水再生センター内 大和川ポンプ場 39.33
石津水再生センター内 第二ポンプ場(暫定) 0.80
津久野下水ポンプ場(暫定) 0.08
今池水みらいセンター内 今井戸雨水ポンプ場 15.33
今池水みらいセンター内 西除川左岸系雨水ポンプ場 27.67

(3)河川水位

 堺市が管理する河川は、管きょデータとしてモデル化を行い、水位の経時変化を設定としています。
 大阪府が管理する河川(石津川等)は、下図に示すように、原則として降雨後30分で各河川の計画高水位に達する設定としています。
 国が管理する大和川は、水位の設定を行っていません。

河川の設定水位のグラフ

この記事に関するお問い合わせ先

堺市上下水道局 経営企画室
〒591-8505 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2
電話 072-250-9117 ファックス 072-250-6600
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