耐震性貯水槽で水を確保!
耐震性貯水槽とは、水道管の途中に設置している災害時の飲み水を貯めるための貯水槽のことです。
通常は水道管の一部として水が流れていますが、地震時には、耐震性貯水槽の流出入管に設置されている緊急遮断弁が作動し、貯水槽内に水を確保します。
確保した水は、地下式の耐震性貯水槽の場合、ポンプで汲み上げて、給水タンク車や応急給水栓で給水します。地上式の耐震性貯水槽の場合は、貯水槽の高さを利用して給水するため、ポンプによる汲み上げが不要という利点があります。
災害時に必要と言われる1人1日3リットルの水を3日間、約1万1千人に給水できる100立方メートルの水道水を確保する耐震性貯水槽を4か所設置しています。
その他、水道管内の水を災害時の応急給水に利用できる大容量送水管を整備しています。
番号 | 施設 | 所在地 | 構造 | 貯水量 |
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1 | 上下水道局本庁舎 | 北区百舌鳥梅北町1丁39番地2 | 地上式 | 100立方メートル |
2 | 錦西・花と緑の広場 | 堺区錦之町西2丁27番 | 地下式 | 100立方メートル |
3 | 浜寺東小学校 | 西区浜寺船尾町東1丁101番地 | 地下式 | 100立方メートル |
4 | 五箇荘中学校 | 北区新掘町1丁85番地2 | 地下式 | 100立方メートル |
5 | 登美丘南小学校 | 東区草尾596番地 | 地下式 | 3,400立方メートル※ |
※登美丘南小学校での貯水は大容量送水管によるもの。
耐震性貯水槽の配置図は次のリンクをクリックしてご確認ください。
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更新日:2024年03月15日