水道復旧の流れ
上下水道局では、地震などの災害発生により水道が使えなくなった場合でも、市民の皆さまに飲料水を早急にお届けできるよう、応急給水体制を整えています。
また、応急給水活動と合わせて、被災した水道管の修繕・復旧を行うことで、最も被害が大きいと予想される上町断層帯地震が発生した場合でも、地震発生後1か月をめどに応急復旧することをめざしています。
- 注意1:上町断層帯地震等の大規模な災害を想定しています。
- 注意2:経過日数は目安です。
震災後3日目まで
水道管の破損等により、堺市内全域で、断水や濁水の発生することが想定されます。
そのため、震度5弱以上の大規模な地震が発生した場合、配水池の緊急遮断弁が自動的に閉まり、全市民の8日分の飲み水を確保します。
確保した水は、堺市所有の給水タンク車により、急性期医療に特化した重要施設に、「医療に必要な水」を優先的に運搬給水します。
市民の皆様が避難される指定避難所への運搬給水活動は、震災後4日目以降に到着する他都市からの応援が到着後、順次開始します。
運搬給水が開始されるまでの期間は、飲み水の確保が困難であることが予想されますので、日ごろからご家庭で備えておいてください。(ひとり1日3リットルを3日分が目安です。)
指定避難所で保管されている簡易給水タンクは、給水タンク車による運搬給水活動が開始されるまでに、地域の皆様で組み立てをお願いします。
震災後4日目から
他都市からの応援が到着しはじめます。給水タンク車の数が増加するので、運搬給水活動の範囲を、急性期医療施設に加え、指定避難所や災害協力病院へ拡大していきます。
震災後8日目から
堺市が水道水を100%受水している大阪広域水道企業団からの送水再開が見込まれます。
病院等の重要施設や指定避難所につながる水道管を優先的に復旧し、水道管による送水を行います。
復旧が進むと
一部の指定避難所(市立小学校)や区役所では、応急給水設備「すいちゃんのビックリじゃぐち」が使用できます。地域の皆様で組み立てをお願いします。
病院等の重要施設や指定避難所につながる水道管を復旧した後、各家庭等につながる市内の水道管を順次復旧していきます。
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更新日:2024年08月14日