小水力発電でエネルギーの有効利用~桃山台配水場にて~

更新日:2023年04月03日

 平成18年度に小水力発電設備を桃山台配水場に設置しました。桃山台配水場は、南区役所の隣にあり、配水池は、西原公園の下に設置されています。

 この小水力発電設備は、大阪広域水道企業団から水道水を受水する際の水圧を利用して発電しております。

 令和元年度の年間発電量は、約78万キロワット時あり、一般家庭の約215世帯分の年間電気消費量に相当します。発電した電力は、配水場のポンプに使用し、余った電力は電力会社に売却しており、削減した場内使用電力と売電電力を合わせて年間1,900万円相当の経済効果があります。

 また、電力会社による発電に比べて、令和元年度は年間で約275トンの二酸化炭素の発生を抑えることができました。

浄水池からパイプを通って配水池まで繋がっている小水力発電設備のイメージ図
パイプの写真の一部分に赤丸が付けられ、電気代や二酸化炭素を削減している説明書きがされている写真

この記事に関するお問い合わせ先

堺市上下水道局 水運用管理課
〒593-8304 堺市西区家原寺町2丁21番1号
電話 072-275-1126 ファックス 072-271-1356
メールのお問い合わせはこちらから
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか