自然流下方式の配水で環境に優しく、安定して水を供給します! ~浅香山配水場~

更新日:2023年04月03日

 浅香山浄水場は、明治43年の通水以来大和川から取水し、浄水処理を行っていましたが、大和川の水質悪化のため、昭和53年に取水を停止しました。その後、大阪広域水道企業団(旧・大阪府営水道)から100パーセント水道水を受水し、水を供給しています。

 阪神高速大和川線工事に伴い支障となった配水池を撤去し、新たに高架配水池を築造し、平成24年3月に完成しました。

 これまでの配水池は半地下構造で大阪広域水道企業団から高い圧力で受水し、半地下の配水池に一時貯水してから配水ポンプで加圧して配水していました。

 新配水池を高架配水池にしたことで、受水した水道水を自然流下で配水することが可能になりました。これにより、停電やポンプ設備故障時でも配水に影響が無く、安定して配水することが出来ます。

 令和元年度は年間約50万キロワット時の使用電力量を削減でき、これは一般家庭の約135世帯分の年間電気消費量、年間約820万円相当の経済効果があります。

また、二酸化炭素削減による地球温暖化防止にも寄与でき、年間約176トンの二酸化炭素の発生を抑えることが出来ました。

緑の大きなタンクが2つ並んでおり、タンクとタンクの間にエレベーターや通路が設置されている写真

浅香山配水場の高架式配水池(容量4,500立方メートル×2池)

すいちゃんが「電力と二酸化炭素の削減 停電しても安定給水できます」と話しているイラスト

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