水道料金に関するQ&A
Q 堺市の水道料金は高いのですか?
A
堺市の水道料金は、2,464円(一般家庭・月20立方メートル使用時・税込)で、府内平均2,935円(令和5年10月時点)、政令市平均2,675円(令和5年7月時点)に比べ、安くなっています。
Q なぜ水道料金は都市によって違うのですか?
A
現在、水道事業は各市町村が独立採算制で経営しており、それぞれの事業体で水道料金を定めています。
水道料金の設定にあたっては、水道施設の整備時期や人口密度などの社会的要因、水源からの距離や水質などの地理的要因が影響します。そのため、大阪府内の市町村であっても、水道料金に差が生じることになっています。
Q 水道料金は、どのようにして決められているのですか?
A
水道料金は、施設の建設に要した経費のほか、施設の運転・修繕等を行う維持管理費や、企業債の利息を、使用水量に応じて徴収させていただいています。
料金体系については、使用水量が多くなるほど料金単価が高くなる逓増制料金体系を採用しており、使用水量の少ない一般家庭の料金負担を小さくしております。
Q 今後の水道事業の経営状況はどうなりますか?
A
堺市上下水道事業経営戦略2023-2030では、令和5年度から12年度までの8年間の収支見通しをお示ししています。
その中で、水道料金収入は人口減少や節水機器の普及により、今後も減少が続くものと見込んでいます。
このような厳しい経営状況の中でも、施設の老朽化対策や耐震化など、市民生活の安全安心を守るための投資を着実に推進していく必要があります。
堺市上下水道局では、長期的な人口減少を見据えた施設の統廃合やダウンサイジングによる施設規模の最適化、施設の更新や耐震化への投資の平準化により上下水道施設を適切に管理することで、市民の皆様の安全・安心を守っていきます。
併せて、計画的な漏水調査や水道管路の更新による受水費(注意1)の削減や、利用予定の無い土地の売却、貸付などの未利用資産の活用をはじめとする収支改善に取り組むことで経営の安定性を確保します(経営戦略の計画期間内は累積損益と資金の黒字を確保できる見通しです)。
注意1:堺市では、水道水の全量を大阪広域水道企業団から受水しています
Q 今後の水道料金はどうなりますか?
A
経営戦略の計画期間内(令和5~12年度)は、収支改善の取組により、累積損益の黒字を確保できる見通しですので、現行の料金水準の維持に努めます。
Q 水道料金はどのように使われていますか?
A
水道水を届けるためには、水を購入したり、水道管や配水池などの施設をつくったり、施設の修理や維持管理をするための費用がかかります。
これらの費用は、利用者にお支払いいただいた水道料金で賄われています。
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更新日:2024年03月29日