下水道管路の全国特別重点調査(一般箇所等)の調査結果を公表
堺市では、令和7年1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損に伴う道路陥没事故を受け、国からの「全国特別重点調査」の実施要請に基づき、同市の道路陥没現場と類似の構造・地盤条件の箇所等を優先箇所として、下水道管路の劣化状況や道路面下の空洞等を調査し、令和7年9月17日に結果を公表しました。
この度、調査が困難な一部の箇所を除き、未調査であった優先箇所の一部と、優先箇所以外の箇所(以下、一般箇所)の調査が完了しましたので、以下のとおり結果をお知らせします。
概要
今回の調査では、一般箇所を対象として48.324kmの調査を実施しました。
※管路内を潜行して目視する「目視調査」により確認
なお、同調査では、大規模な道路陥没につながる破損や空洞は確認されませんでした。
〈前回調査(優先箇所)〉
内径2m以上かつ1994年以前に設置・改築された管路の約54.5kmのうち、埼玉県八潮市の道路陥没現場と類似する構造・地盤条件の箇所、管路の腐食しやすい箇所、過去に陥没履歴があり、交通への影響が大きい箇所等を優先箇所として、6.243kmの調査を実施しました。
調査期間
〈優先箇所〉令和7年4月1日から8月7日まで
〈一般箇所〉令和7年4月1日から令和8年2月27日まで
目視調査結果
調査結果は以下のとおりです。
| 対象延長 | 6.243 | |
| 目視調査実施済み延長(注釈1) | 5.221 | |
| 対象延長 | 48.324 | |
| 目視調査実施済み延長(注釈1) | 47.546 | |
| 緊急度1と判定された結果(注釈2) | 0.613 | |
| うち、対策が必要な延長(注釈3) | 0.159 | |
| 緊急度2と判定された結果(注釈2) | 1.829 | |
| うち、対策が必要な延長(注釈3) | 1.039 | |
| 異常なし、または軽度の異常 | 2.779 | |
| 緊急度1と判定された結果(注釈2) | 1.308 | |
| うち、対策が必要な延長(注釈3) | 0.120 | |
| 緊急度2と判定された結果(注釈2) | 8.834 | |
| うち、対策が必要な延長(注釈3) | 1.591 | |
| 異常なし、または軽度の異常 | 37.404 | |
【注釈】
- 調査が完了していない優先箇所の1.022km、一般箇所の0.778kmは水没等により調査が困難な箇所であり、調査方法を検討中。
- 「緊急度1」は、管路の劣化が進行しており、早急な修繕や改築等の対策が必要な状態。「緊急度2」は、応急措置を行った上で、5年以内に計画的な対策を講じるべき状態。
- 修繕または改築工事等の対策を予定している延長。緊急度1、2の判定はマンホール間ごとに判定するが、マンホール間における管路すべてが劣化している状況ではないため、部分的な管路のひび割れや破損等によって、修繕や改築工事を実施するものを「対策が必要な延長」としている。
今後の予定
水没等により調査が困難な箇所は、水中での視覚調査が可能なドローン技術等の活用を検討しています。
調査が完了するまでの間は、路面からの空洞調査を定期的に実施し、道路陥没につながる空洞が確認された場合は、速やかに道路陥没の未然防止に努めます。
今回の調査結果で判明した緊急度1の管路は、令和8年度末までに対策工事を実施し、緊急度2の管路は、5年以内に対策工事を実施する予定です。





更新日:2026年04月22日