下水道を正しく使いましょう

更新日:2023年08月07日

みなさんがいつも口にしている食べ物も、残り物として雑排水と一緒に側溝に流してしまうことによって川や海を大変、汚してしまいます。米のとぎ汁などの台所排水は、簡単に流してしまうのではなく、植木や土にかけると肥料として役立ちます。では、これらの雑排水が魚(鯉)が住めるようになるまでには、どれだけ薄めなければいけないでしょうか?
BODとは水の汚れを示す指標(単位:1リットルあたりのミリグラム)で、数字が大きいほど水中の有機物が多く、汚れています。
鯉は、BODが1リットルあたり5ミリグラムの水中で生息できる代表的な魚です。

台所からの汚れがこんなに川をいじめてる!

台所からの汚水の量で汚れた川がどれくらいの水できれいになるのか書かれたイラスト

公共下水道が整備されると、下水道へ流れた汚水は、下水処理場で処理されきれいな、処理水として川や海にかえします。
ご家庭では、くみ取り便所は水洗化し台所や風呂等から出る汚水は、必ず公共下水道に流さなければなりません。
その結果、家庭や工場からの排水が直接川や海に流れることなく、良好な水環境を保つことができます。

ディスポーザ排水処理システムの設置について

台所の生ゴミを粉砕して下水道に流すためのディスポーザ単体は、下水道施設に悪影響を及ぼしますので、設置及び使用しないでください。

ただし、生ゴミを粉砕した後、排水処理装置で処理するシステム(ディスポーザ排水処理システム)で、適切な維持管理が行われるものについては、本市でも排水設備の確認の対象としています。

なお、このシステムを設置するには、事前に上下水道局へ排水設備工事の申請が必要です。

詳しくは次のページをご覧ください。

洗濯排水は汚水ますへ

洗濯機の排水は必ず汚水ますへ流し、雨樋や側溝に流れないようにお互いに気をつけましょう。

危険物は流さないで

下水道へはガソリン、灯油や農薬などの危険物は流さないでください。

油やセメントなどは流さないで

天ぷら油や、セメント等は流すと固まり、下水管がつまったり下水処理に悪影響を与えるため、下水道に流さないでください。

トイレに異物は流さないで

「(イラスト)トイレに異物を流さないで」

水洗便器は流水部が曲がった構造になっているため、異物や水に溶けないものは流さないよう注意しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

堺市上下水道局 経営企画室
〒591-8505 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2
電話 072-250-9117 ファックス 072-250-6600
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