家原寺配水場配水池更新工事
家原寺配水場について
家原寺配水場は堺市西区家原寺町2丁に位置しており、昭和18年に建設に着手、昭和28年の稼働以来、現在に至るまで65年以上に渡って、配水施設として市内への給水を行っています。また、堺市内で現在稼働中の施設としては、浅香山配水場に次いで2番目に古い施設となっています。
家原寺配水場では、現在3つの配水池(合計容量29.000立方メートル)で運用を行っており、1日当たりの給水量は約30,000立方メートルとなっております。
現在運用中の配水池は昭和40年から使用開始したもので、未耐震化施設であり、さらに築造後50年以上が経過し、経年劣化も進んできているため、耐震化を含めた更新を早期に図る必要がある状況となっています。
更新工事の概要
今回実施する更新工事では、現在運用中の配水池と同じ場所に新たな配水池を築造します。まず、現在3池あるうちの2池を解体して、新たな配水池を1池築造し、これに運用を切り替えた後に、残りの配水池の解体・新設を行うという方法で実施するため、長期にわたる工事となります。
契約工期:令和3年3月22日から令和8年3月18日まで
更新前と更新後の配水池について
更新前 | 更新後 | |
---|---|---|
配水池の数 | 3池 | 2池 |
配水池合計容量 |
13,000立方メートル×1池 + 8,000立方メートル×2池 計 29.000立方メートル |
8,000立方メートル×2池 計 16.000立方メートル |
配水池の構造 | 半地下式(コンクリート構造) | 地上式(ステンレス構造) |
配水池の地上高さ | 1.9メートル | 4.8メートル |
応急給水施設 | 2基 |
5基 |
更新工事による効果
- 配水池の耐震化を図るとともに、ステンレス製とすることでメンテナンスにかかる費用を大幅に削減することができます。
- 配水池の運用高さを、現状よりも上げることで、水圧が向上するとともに、非常時には、他の給水区域へのバックアップが可能となります。
詳しい工事場所など
(工事番号609)堺市西区家原寺町2丁(令和3年3月22日から令和8年3月18日まで)
工事進捗状況(工事写真・工事通信)
工事の詳細
この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2024年04月18日