災害時給水栓
災害時給水栓の仕組みと使い方
災害時給水栓とは、指定避難所となる全ての小学校や区役所等に設置している組立式の給水栓です。
小学校では、「すいちゃんのビックリじゃぐち」という愛称をつけています。
災害によって断水した場合は、給水タンク車による避難所への応急給水を実施する計画としていますが、断水していないときでも、敷地内の給水管が使えない場合に備え、災害時給水栓を設置しています。
詳細
この給水栓は、耐震性のある水道本管から地震に強い給水管を使用しており、地震などで避難所敷地内の建物や給水施設が壊れても、断水していなければ給水ができます。
これまでの使用事例として、平成30年9月に上陸した台風21号により、マンション等にて停電に伴う断水が発生した際に、小学校の災害時給水栓で応急給水を行いました。
- 設置場所は「災害時給水栓整備図」をご確認ください。
- ベンチ型の収納ボックスの中には、取扱説明書、消火栓スタンド、10メートルと15メートルのホース、4栓の蛇口2セットが入っています。
- ベンチ型収納ボックスの底に耐震性を有した給水管の口があり、消火栓スタンドと接続することで水が出る仕組みです。
- 住民の皆様自身で組み立てる必要があります。
- 組立後は、3分程度水を出し色やにごりがなくなったら、生活用水としてご使用ください。
- 飲料水としての利用は上下水道局職員が水質確認を行い、飲料可能と判断した後になります。
- 水を取りに来る際は、ポリタンクやペットボトル等をお持ちください。
組立て前と組立て後
仕組み
組立て方法を動画で確認
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
堺市上下水道局 水道事業調整課
〒591-8505 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2
電話 072-250-9158 ファックス 072-250-9195
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更新日:2024年11月01日