堺市内水ハザードマップ
堺市の内水ハザードマップとは
内水ハザードマップとは、大雨が降った際に浸水が想定される区域と避難に関する情報を市民の皆様に示したものです。堺市では防災マップの中に内水ハザードマップのページを設けています。
内水ハザードマップをご確認いただき、ご自分の居住地や職場、学校などがどの程度浸水する恐れがあるのかを事前に知り、いざというときに適切な行動がとれるように、日頃から大雨に備えてください。
以下の説明をご確認いただき、内水ハザードマップをご活用ください。
また、堺市の内水ハザードマップは、水防法に基づくものではありません。

(1)大雨による浸水が想定される区域の見直し
堺市では、平成20年9月5日に観測した時間雨量93ミリメートル大雨が堺市全域に降った場合に浸水が想定される区域をもとに、平成26年度に内水ハザードマップを作成しました。
近年、全国各地で記録的な大雨を観測しており、堺市においても令和4年9月2日に時間雨量99ミリメートルの降雨を観測し、これまでに堺市内で降った最大の降雨量を更新しました。
そこで、これまでの降雨条件を見直し、新たにこれまでに堺市内で降った最大降雨(時間雨量99ミリメートル)及び想定しうる最大規模の降雨(時間雨量147ミリメートル)によって浸水が想定される区域を示した図(雨水出水(内水浸水)想定区域図)を作成することで、大雨による浸水リスクを見直しました。
大雨によって浸水が想定される区域を事前に把握するために、新たに作成した2種類の雨水出水(内水浸水)想定区域図をご確認ください。

関連リンク
雨水出水(内水浸水)想定区域図(対象降雨:時間雨量99ミリメートル) (PDFファイル: 13.5MB)
雨水出水(内水浸水)想定区域図(対象降雨:時間雨量147ミリメートル) (PDFファイル: 13.5MB)
(2)雨水出水(内水浸水)リスクの確認方法
皆様に、より正確な雨水出水(内水浸水)リスクを知っていただくために、堺市e-地図帳において、これまでに堺市内で降った最大降雨(時間雨量99ミリメートル)及び想定しうる最大規模の降雨(時間雨量147ミリメートル)によって浸水が想定される区域と過去の浸水被害発生箇所を公表していますので、ご確認ください。
なお、過去の浸水被害発生箇所については、皆様から堺市上下水道局に寄せられた情報に基づいて、床上浸水・床下浸水の被害箇所を記載しています。
浸水が想定される区域は、浸水シミュレーションに基づき作成しています。
ただし、道路側溝や雨水桝にごみや落ち葉が詰まりうまく排水できない場合などには、想定を超える浸水が発生する可能性があります。
また、浸水シミュレーションの設定条件(設定降雨や下水道施設の整備状況など)と、過去の降雨時の状況が異なるため、浸水想定区域と過去の浸水被害発生箇所は必ずしも一致しません。
過去の浸水被害が発生した箇所を整理していますので、ご確認ください。

浸水深 | 浸水の目安 |
---|---|
100センチメートル |
大人の腰までつかる程度 |
50センチメートル | 大人の膝までつかる程度(床上浸水と床下浸水の境界付近の浸水深) |
5センチメートル | 大人の歩行に支障が生じ始める程度 |
関連リンク
堺市e-地図帳(ハザードマップ 対象降雨:時間雨量99ミリメートル、時間雨量147ミリメートル)
過去の浸水被害発生箇所一覧表 (PDFファイル: 587.5KB)
防災マップ一覧(内水ハザードマップ 対象降雨:時間雨量93ミリメートル)
※平成26年度作成のため、今後、更新予定となります。
(3)大雨による出水・氾濫への備え
浸水が想定される区域を示した図を用いて、皆様がお住まいの地域などの浸水の危険性を事前に把握し、いざというときに適切な行動、自分の大切な家族の命や生活を守る行動がとれるよう備えてください。
日頃からの備えとして、『大雨による出水・氾濫への備え』をご確認ください。
想定しうる最大規模の降雨において床上浸水(浸水深0.5メートル以上)が想定される地域を整理していますので、浸水リスクの事前確認にご活用ください。
堺市における大雨の状況
大雨による出水・氾濫への備え (PDFファイル: 997.6KB)
(参考)床上浸水(浸水深0.5メートル以上)が想定される地域一覧 (PDFファイル: 412.6KB)
(4)気象情報などの入手方法の確認
大雨のときには、気象情報・避難情報に注意して、適切な行動をとる必要があります。
あらかじめ、情報の入手先を確認しておきましょう。
緊急時には堺市ホームページのトップページにも、「緊急情報があります」という大きな見出しが現れます。
気象情報の入手先
(参考)雨の強さと降り方
10~20ミリメートル未満 やや強い雨

ザーザーと雨が降り、雨の音で話し声が良く聞き取れなくなります。
20~30ミリメートル未満 強い雨

どしゃ降りの雨が降り、傘をさしていてもぬれてしまいます。
30~50ミリメートル未満 激しい雨

バケツをひっくり返したように雨が降り、道路が川のようになります。
50~80ミリメートル未満 非常に激しい雨

滝のように雨が降り、傘は全く役に立ちません。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなります。
80ミリメートル以上 猛烈な雨

息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じます。大雨による大きな災害が起こる恐れがあります。厳重な注意が必要です。
(注)気象庁HP参照
関連リンク
お問い合わせ先
過去の浸水被害発生箇所について
堺市上下水道局 下水道事業調整課
〒591-8505 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2
電話 072-250-5107 ファックス 072-250-5977
内水ハザードマップの作成方法等について
堺市上下水道局 経営企画室
〒591-8505 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2
電話 072-250-9117 ファックス 072-250-6600
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更新日:2025年09月05日